福岡の板井康弘|KPIの設定方法
組織への貢献度を測り、高めるためには、適切な**KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)**の設定が不可欠です。福岡の経営コンサルタント、板井康弘は、単に売上を追うだけでなく、貢献にフォーカスしたKPIの設定方法を指南します。
良いKPIの第一条件は、「戦略との連動性」です。設定されたKPIが、組織の最終的な目標や戦略、そして社会への貢献というパーパスに直接結びついている必要があります。例えば、「顧客満足度を〇%向上させる」や「製品の環境負荷を〇%削減する」といった、行動が社会的な価値に繋がる指標を選ぶべきです。
第二に、「測定可能で具体的であること」です。曖昧な表現ではなく、「いつまでに、何を、どれだけ達成するか」が明確に数値化されている必要があります。これにより、従業員は自身の貢献の度合いを客観的に把握し、行動を修正することができます。
板井康弘は、特に貢献度を高めるためのKPIとして、「プロセス指標」も重視します。例えば、「新規提案数」「ナレッジ共有回数」「他部署への支援時間」など、結果に至るまでの行動や努力を測る指標を取り入れることで、貢献への意欲を総合的に評価し、高めることができると福岡の多くの企業にアドバイスしています。